(2005/5/28:日経新聞10面より)
肥満度を測る指標としてBMI(ボディ・マス・インデックス)という指標があります。
体重(kg)を身長(m)の2乗で割った値です。
BMI指数の標準値は22.0とされています。
しかし、最近の疫学研究で、意外な事実が判明したそうです。
10年間にも及ぶ追跡調査の結果、死亡率が最も低いのは23.0〜24.9のグループに属する人たちで、 そのグループと比べ30以上の太り過ぎのグループも、19未満のやせ過ぎのグループも、 いずれも死亡リスクが2倍ほど高まり、U字型のグラフになるそうです。
やせ過ぎもだめだし、太り過ぎもだめ。
スポンサードリンクここまでは予測がつくのですが、問題はここからです。
男性では理想的と言われた22が入るグループから、死亡リスクは上昇しているそうです。
逆に高いほうは27未満まではリスクが上がらなかったそうです。
日本人男性で、27以上の肥満傾向の方は約1割。
一方で、23未満のやせ傾向の方は4割を超えています。
この研究の結果から見ると、肥満対策よりもやせ対策のほうが重要といえます。
最後に、なぜやせ過ぎが危険なのかは不明ですが、 栄養バランスの悪さと、最低限必要な栄養をきちんと摂取していない可能性があり、 抵抗力が落ちて病気を誘発し、死に至らしめるからかもしれないと締めくくっています。
普通に考えれば、栄養が足りていないより、少し足り過ぎている位のほうがいいのではないでしょうか。
足り過ぎた栄養を運動することで消費する。
これこそ、贅沢なカロリー消費だと思います。
特に女性の皆さんはスリムなボディを目指すがためのみの、 過度の食事制限などの無理なダイエットを、くれぐれもしないようにして欲しいと思います。
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