中性脂肪とは

先ほど「肥満とは」の項目で、中性脂肪の話を出しました。
おさらいをしておきますと、中性脂肪とは、消費し切れなかったエネルギーが脂肪となって体内に蓄えられている状態のものですよね。
実は中性脂肪も悪いと決め付けるようなものではなく、体にとっては必要なものなのです。

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運動などで脂肪が燃焼されるというのも、体に蓄積された中性脂肪が燃焼されていくのです。
これは、体のエネルギー源として使われている証拠です。
脂肪燃焼などで脂肪には悪いイメージが付きまといますが、ほどほどの量の中性脂肪は人体にとって必要不可欠なのです。
また、中性脂肪には、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を生成する役割があります。
しかし、中性脂肪があまり多くなり過ぎると、血液中の脂肪の濃度が高くなり、高脂血症に進む危険性があります。
高脂血症は、中性脂肪とコレステロールのどちらかが高くなり過ぎた時に発生する症状で、血管に異常をきたし、動脈硬化などを引き起こすことにつながる危険な状態です。 最近は日本でも若年層でもこれらの病気が増えています。
一昔前には成人病という名称で、若者の病気ではないという認識でしたが、食事習慣の変化によって、若年層にも浸透しつつあります。

一番問題になっているのが、動物性の脂肪に多く含まれている飽和脂肪酸の摂取量が増加していることです。
動物性脂肪には飽和脂肪酸が多く含まれています。
これは、穀物・野菜中心の食生活から、肉類中心の食生活に変わったことが大きな原因なのですが、こういう一面のみを見るのではなく、 常に、食事全体としてバランスが取れているかどうかを考えていくことが望ましいと思います。
若いうちに生活習慣病になり、その後の人生を病気とともに生きていくなんて、辛いことです。
少し体重が増えたとか、最近運動していないとか、早め早めに自分の生活スタイルをチェックして、忍び寄る危険から自分自身を守りましょう。

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