2006年4月6日(木)日経新聞朝刊12面
記事の引用
製薬メーカー大手が「肥満症」の治療薬を相次ぎ国内市場に投入する。
エーザイや武田薬品工業は欧米メーカーが開発した薬剤の日本向け製品の開発に取り組んでおり、2008年以降に順次発売する。
エーザイは米製薬大手アボット・ラボラトリーズが欧米で販売している「メリディア」の日本での販売権を取得した。
食欲の減退とエネルギー代謝の活発化で体重を減らす。
臨床試験の最終段階に入っており、08年3月期中に厚生労働省に製造販売承認を申請。
同年四月以降に発売する。
武田は英ベンチャーのアリザイム(ケンブリッジ)が開発中の製品の日本での販売権を獲得、一月から第二相の臨床試験を始めた。
脂肪を分解する酵素の働きを阻害し脂肪の吸収を抑える。
10年以降の発売を目指す。
アステラス製薬は仏製薬大手サノフィ・アベンティスとの共同出資会社、藤沢サノフィ・アベンティス(東京・新宿)を通じて「リモナバン」の臨床実験中。
リモナバンは仏サノフィが米国で発売申請済み。
現在、国内で販売されている肥満症薬はスイス系のノバルティスファーマ(東京・港)が輸入販売している「サノレックス」だけ。
肥満症は肥満を原因とした高血圧や糖尿病など健康障害を患っていたり、患うと予想される場合を指す。
日本肥満学会は「体重を身長の二乗で割った数値(BMI)が二十五以上で
肥満による健康障害がある場合」などを肥満の診断基準とした。
BMI値が二十五以上の人口は国内で推定で約二千三百万人。
人間の体って、約60%は水分で出来ていますよね。
残りはたんぱく質、ミネラル、炭水化物、脂肪などですが、このうち、脂肪の量は状況に応じて変化します。
つまり体の構成のうち、脂肪の占める割合が体脂肪率ですよね。
病気等における肥満を除いた、単純性の肥満(食べ過ぎや運動不足によるもの)が肥満人口のうち、90%以上を占めます。
日経の記事は一見難しそうなのですが、要は、今まで日本で1つしかなかった、 肥満薬(食欲をなくしたり、脂肪の吸収を押さえたりする薬)が、今後相次いで販売されてくるということです。
市場規模で考えると、BMI値が25以上の人口23百万人ってすごい数字ですよ。
人口の約5分の1ですね。
ところで、今人気急上昇中のヨガの市場(人口)ってどれくらいだと思います??
2004年の数字ですが、約23万人、人口対比ではなんと0.2%です(05/05/20 発表元:第一生命経済研究所)。
ということは単純に、肥満人口はヨガ人口の100倍!
日本より、もっと肥満人口比率の高いアメリカでは、既にヨガ人口は、人口対比で5%程度だそうです。
今後日本でもますますその傾向が強まってきそうですね。
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